平塚市議会3月定例会端議員の総括質問に対し、大蔵市長が経済的支援(減免措置)の見直しを明言

3月3日の議会で、端文昭議員が総括質問の中でベルマーレのことについて質問しています。
支援を縮小すべきだとのスタンスからの質問でした。
その中で、大蔵市長は将来の使用料等の減免措置の見直しを行うことを答弁しました。
詳細は以下の通りです。
いつものようにSCNの中継を録画しておいて、それを元に文字起こししました。

端議員の質問と市の答弁

端文昭議員

4湘南ベルマーレ平塚市の対応について。
11年ぶりにJ1に復帰したことに合わせ、サポーター等から要望のあった平塚競技場の大型映像装置の設置について、22年度予算の債務負担行為限度額として3億7千万円が盛り込まれています。湘南ベルマーレはホームタウンを7市3町に広げていますが、平塚市は今も同株式会社の筆頭株主であり歴代の市長は取締役を務めてきています。ベルマーレ平塚としてJリーグ入りを果たした1994年当時は、ホームスタジアムとしての条件を満たすために約26億円を掛けて平塚競技場を改修し、出資分も開発公社分を含めれば8千7百50万円になります。ベルマーレが本市のスポーツ振興に貢献され、少年らに希望を与えてくれていることに感謝するものですが、本市が多種多様な支援を行っていることも間違いの無いものと思っています。公式試合の陸上競技場使用料の75%減免、広告掲出料の免除、馬入ふれあい公園内のサッカー場・管理棟・多目的棟の使用と減免、さらに指定管理料の支払い、チケット購入等々が思い浮かびますが、他にもあると思います。そこでお尋ねします。平塚市ベルマーレに対する支援は金額換算にして年間いくらになるのでしょうか。開発公社分も含めて項目毎にお示しください。大型映像装置の供用開始はいつになるのか、公式試合ホームゲーム20試合の内の何試合で使えるのでしょうか。またプロサッカー以外ではどんな活用をお考えでしょうか。大型映像装置の使用料についてはどんなお考えでしょうか。平塚市は今後ベルマーレにどう対応していかれるのでしょうか。

まちづくり事業部長

続きまして湘南ベルマーレ平塚市の対応についてということで大きく4点のご質問をいただきました。
まず、1点目の平塚市ベルマーレに対する支援は金額に換算して年間いくらぐらいになるのか、項目毎でのお尋ねですが、ここでは継続的に実施している支援についてお答えをいたします。
みどり公園・水辺課では平塚競技場馬入サッカー場、浅間緑地の使用料等の減免を行っております。これらを金額に換算しますと2009年シーズンでは平塚競技場はグランドおよび付属施設使用料で574万2600円減額し、広告掲出料と有料加算料の免除で4525万9150円、合計で5100万1750円となっております。
馬入サッカー場はグランド使用料の減額で544万5000円、管理棟・多目的棟の使用料の減額で164万7152円、合計で709万2152円となっております。
また臨時駐車場として浅間緑地使用料は免除で31万2000円です。
以上、合計しますと5840万5902円となります。
次に、直接的な支援ではありませんが、サッカー文化の振興によるまちづくり事業として財団法人平塚市スポーツ振興財団が実施しております市民観戦招待事業が、金額にしますと697万円となっております。しかしこの事業に就いては21年度で終了となってございます。
なお、財団法人平塚市開発公社は出資金以外に特に支援はしてございません。
その他支援とは違いますが、湘南ベルマーレスポーツクラブに対して馬入サッカー場指定管理業務を委託しており、平成20年度委託料は4082万1738円となっております。
次に2点目の大型映像装置の供用開始等に関するご質問ですが、供用開始につきましては既に御答弁させていただいている通り、11月28日のホーム最終戦までには間に合わせたいと考えております。次に活用方法についてですが、サッカー関係ではプロであるJリーグ以外では大学サッカーリーグ戦や天皇杯サッカー、および日本女子サッカーリーグで、陸上競技関係では全国的な大会から学校単位で行われる陸上大会まで幅広く利用していただけるものと考えております。その他として防災の拠点基地として災害時の情報提供などの利用も検討してまいりたいと考えております。
3点目の大型映像装置の使用料についてでありますが、使用料の算定につきましては平塚市で定める使用料・手数料の算定基準に基づき算出し、条例で定めていきたいという風に考えてございます。
最後に4点目の今後平塚市ベルマーレにどう対応していくのかとのご質問でございます。
J1昇格に伴い庁内に関係課による連絡調整会議を設置し、ベルマーレに対する支援やベルマーレを活用したまちづくりについて競技を開始いたしました。
湘南ベルマーレは地域に密着した市民球団であり、ホームスタジアムがある自治体としてこれまでと同様、可能な範囲で支援を行ってまいりたいと考えております。
以上でございます。

端文昭議員

それと、2番目の施政方針と予算案について。
(中略)
ただ問題はですね、市民に直接影響を与える、市民に痛みを与える事業について、私は慎重に取り扱わなければいけないのではないかと思います。今回心身障害者の福祉手当の件とそれと高齢者のバスカードについて取り上げましたけれども、企画部長の方から御答弁いただきました。いただきましたけれども、それを聞くだけで本当に当事者にとってはこれ納得できるものではなかなか無いんではないかなと私は思ってるんですよ。それと、財政が厳しいからという、その一言だけではね、ちょっと納得しがたいんじゃないかなと思います。それで注意しないといけないのは、ややもするとね声を出しにくい人、障害者ですとか高齢者ですとかそういう声の小さいところから事業をカットして行っているんではないかなと。というのは、厳しい厳しいと良いながらも大型映像装置なんかはボーンと出していく訳じゃ無いですか。その辺り、声の大きいところの要望は予算に組み入れて、声の小さいところはカットしていくようなことが今回の予算編成の中であったのか無かったのかということについてお尋ねをしたいと思います。

(中略)

それとベルマーレについてなんですが、今御答弁をいただきまして少しというかちょっと驚いたんですが、陸上競技場関係で5100万円程度を支援しているよと言うことでした。他にもまあ諸々ありますよということです。それで確かにJ1昇格というのはうれしいことで私も決定の場面で大型画面で見せていただきましたけれども、J1昇格をこの金額を聞いたら裏で支えてきたのは本当に平塚市なんではないかなあという風にも思っている訳ですよ。それで厳しい財政難ですから、このままで良いのかどうなのか、支援の在り方がということで、この議会でもねいろんな議員の方が、この厳しい税収減の中で歳入確保を図れというふうに言われてた訳じゃ無いですか。それでそうした中で、例えばですよ、広告掲出料なんかは全く取っていないということなんですけれども、この辺りは見直しの対象にする余地があるんじゃないかなと思います。はっきり言って市はバナー広告ですとか公用車の看板ですとか、公報ひらつかの看板ですとか、もう涙ぐましい努力をしてそれで数百万円1千万円程度しか広告収入無いわけですよね。やっぱりそこら辺りは努力しなきゃいけないんじゃないかと思いますし、大型映像装置付けるわけですけれども、それでその中で例えばCMを企業広告を出すとするならば、その広告が平塚市にきっちりと還元できるような形でやっていただきたいと思っていますけれども、その辺りについてどうするお考えなのかをお伺いしたいと思います。

大蔵市長

予算の収支バランスを取るために、昨年の12月議会のあたりで40億円のバランスが取れないと言っていたけれどもそこを収支を取るために、声を出しにくい弱者のところを切り込んでいったのではないかというおっしゃり方でございました。決してそういうことはございません。全体を良く見てください。(中略)その誤解は是非解いていただきたいという風に思います。

(中略)

それからベルマーレにつきまして、先ほど一つ誤解があったのは、今1月19日以降本市が筆頭株主ではございません。それは違っておりますのでご理解ください。それから今回ベルマーレがJ1に上がったことを契機にして支援の在り方がこれまで通りで良いのかどうか、私どもとしては精査をいたしました。ただベルマーレJリーグからの分配金が入ってくるのは試合が終わる22年度末になった時なんですね。そうするとJ2からJ1になるとさらに厳しい財政運営をベルマーレ株式会社は強いられることになり、しかもその分配金は全体が終わった後に来るので、ここでうちの支援の在り方を減額をするというのは大変酷だなあと、いろいろ考えた上でそんな風に考えておりまして、これからは現在、今の時点から来節に向けて先ほどおっしゃったような問題は免除ではなくて、うちも財政的に厳しい状況ですので、双方で協議をしてその辺を、うちから見れば歳入増に繋がるような改善をさせていただきますということを直々社長にも申し上げてあります。従いましてこれからの支援の在り方、精神的な支援はこれからも大いに市民に呼びかけてやってまいりたいと思いますが、財源に繋がるような点については見直しをすることを双方で確認しあっておりますのでご理解賜りたいと思います。

まちづくり事業部長

大型映像装置の関係で映像装置の中にCM、いわゆる商業広告を流した場合に、使用料についてのお話がございました。これは大型映像装置そのものの使用料を先にお答えしたとおり条例に加えさせていただく作業を今後するわけですけれども、その中にいわゆる広告、大型ビジョンの中における広告掲載料、これも別途設定させていただきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。