伊藤議員の総括質問と市の答弁

本日の市議会で、伊藤裕議員が総括質問の中で湘南ベルマーレのJ1昇格にむけての市のスタンスを質問しました。
SCNの市議会中継を録画し、それを元にベルマーレ関連の質疑の部分を文字起こししましたので、ここに掲載します。

伊藤議員の総括質問と市の答弁

伊藤裕議員

おはようございます。
平塚クラブを代表して発言通告に従い総括質問をさせていただきます。
<中略>
4.湘南ベルマーレのJ1昇格に向けて
11月29日のホーム最終戦ザスパ草津に対して引き分けてしまい、勝ち点1だけの僅差で3位を死守しています。最終節、ヴァンフォーレ甲府が負ければその時点で決まりですが、死力を尽くして勝てば、我がベルマーレはアウェイの水戸に対して勝つことだけが、J1昇格への道となります。
21日の甲府との直接対決に市長は応援に駆けつけたとのことですが、選手もサポーターもパブリックビューイングで盛り上がった平塚市民も大きな勇気をもらったものとおもいます。大変ありがとうございました。
ハラハラさせてくれるベルマーレですが、勝つしかない最終戦、水戸に勝ってみんなでJ1に行きたいと思います。
市長におかれましては、万難を排して水戸に応援にいっていただきたいと思います。
そこで質問します。
J1昇格後、既に前向きな発言もいただいておりますが、大型映像装置の設置の時期と設置場所や費用についてお伺いいたします。
甲府では9億5千万円かけてスタンドを改修されたそうですが、J1昇格によって経済効果はこれまでの倍増の13億円と見込んでいるそうです。もちろんJ1に上がるのは平塚ですが、都心に近い平塚の経済効果はさらに大きいものと思います。ご見解をお伺いします。
市民の誇りや平塚の財産としての支援や投資に対するご見解を合わせてお伺いいたします。

まちづくり事業部長

続きまして、湘南ベルマーレのJ1昇格に向けて3点のご質問をいただきました。
まず1点目の大型映像装置の設置についてのご質問です。
大型映像装置の設置時期につきましては、ベルマーレのJ1昇格が決定した場合、具体的な時期の検討をさせていただきますけれども、設置には半年以上の工期が必要ではないかと考えてございます。
設置場所につきましては、地盤等の関係やホームサポーターが最も見やすい橋の設置することを考慮いたしますと、南側、アウェイ側ですが、南側の立ち見席後方が最適であると考えてございます。
設置費用については、ベルマーレがJ1に昇格した場合、他の競技場の設置状況から判断いたしますと、600インチ以上は必要と考えております。大型映像装置は製造メーカーや大きさなどにより費用が大きく異なって参りますので、なるべく安価に設置できるよう研究をしておりますけれども、いずれにしましてもJ1昇格後本格的な検討に入らせていただきます。
次にJ1昇格による経済効果をどう見込んでいるかとのご質問でございます。
経済効果を算出することは大変難しい作業であり、一概には算出をできませんけれども、J1に昇格した場合観客動員数が増加が当然のことのように想定されますので、J2時におけるものよりもさらなる経済効果があるものと考えております。
次に3点目の市民の誇りや平塚の財産としての支援や投資に対する見解を伺いたいとのご質問です。
湘南ベルマーレが本市の地域スポーツの振興に寄与してきました効果は大きなものがあり、スポーツ振興に多大な貢献をしている市民球団であると認識をいたしております。
サッカー文化の振興によるまちづくりを進めるため、ホームタウンとして有益な勘案をした中で資本参加、広報宣伝活動など、多岐にわたる支援事業を実施して参りました。今後も可能な範囲で支援をしていく考えでございます。
以上です。



なお、伊藤議員からの再質問ではベルマーレについては取り上げられませんでした。

追記(2009年12月6日)

伊藤議員がご自身のブログで、総括質問について書かれていました。

このまちの興廃この一戦にあり
http://scn-net.easymyweb.jp/member/itoyutaka/default.asp?c_id=115903

再質問で競技場改修の件を取り上げなかったことについてのコメントがありますので、是非ご一読ください。