対大阪2連戦その1−対セレッソ大阪

土曜日はJ2の対セレッソ大阪戦、日曜日はFリーグの対シュライカー大阪戦と、土日は大阪のチームとの試合が続けてあった。


まずは、土曜日のセレッソ大阪戦。
前回アウェイで対戦したときは、いいところ無く敗れたが、今回は違った。
前半の最初の方は大阪にペースを握られたけど、15分に石原のゴールで先制。
今のベルマーレは、先制点を決められるかどうかで試合の流れが大きく変わる場合が多い。
それだけに、この石原のゴールは値千金だった。
そして、この試合も石原のゴールで流れが変わった。
前半はそのままベルマーレのペースで進み、26分には同じく石原のゴールで2-0と突き放す。
後半には、新加入のカレカが古巣相手にゴールを決めて、3-0で快勝。


MOMは斉藤、志闘賞は石原だった。
石原は本当にスゴイ。
このゴールで得点ランク単独2位で、1位の佐藤寿人選手と2点差。
今の調子なら、得点王も狙えると思う。

菊池も、相変わらず17才とは思えないプレーを見せてくれるが、毎試合カードをもらうのは、もうそろそろやめて欲しい。3試合出場でカード3枚でリーチ。

あと、最近自分が注目しているのはコーヘイ。
カレカのゴールに繋がったのは、コーヘイの突破からだったけど、それ以外にも何度も右サイドから駆け上がりチャンスを作った。
シーズンが当初は怪我で出遅れたけど、今じゃ右サイドはコーヘイ以外は考えられない。

第2クールを勝利で終わることができて、順位も4位。
次節は試合無しだが、得失点差を考えると、次節で5位より下には落ちることは無いだろう。
その後、第3クールは14連戦となるわけで、選手に取ってはキツイ連戦になると思うが、今の順位・状況を考えると、先に休んだ方がいいかもしれない。


なお、菅野監督は会見

昨シーズンも含めて休み明けのゲームの成績は悪くないので、またしっかりと最後まで戦うためのチームのコンセプトの確認、積み上げをしたいと思います。
(強調:引用者)

と話していて、確かに試合結果を見てみると休み明けは、昨シーズンは4勝、今シーズンは1勝1分け。
でも、前回の休み明けの第22節山形戦の引き分けは、正直納得のできるような試合ではなかった。10日間何をやっていたんだ、ってものだった。
先にも書いたように、この休みを終えると、第3クールは休み無しで14連戦。
それだけに、この2週間何をするかで今シーズンは決まってしまうと言えるだろう。

スペシャルな審判

セレッソ戦の主審はスペシャルなレフェリーだった。
出たカードは両チーム併せてイエローが9枚。(さらに、セレッソの通訳が退場処分)
正直カードが9枚も出るほどの荒れた試合だったとは思えなかった。
自分に刃向かう者には容赦なくカードを出すという姿勢では、選手やサポーターからの信頼は得られるはずはない。