第11回クラブカンファレンス記録-3

クラブハウス問題について

特に今日お話をしたかったクラブハウスについて、まずはどうなっているのかをお話ししたいと思います。

7月のカンファレンスで、「8月にクラブ主宰で集会を開催する」「12月の市議会に請願を出す」と話されましたが、8月の集会は開催されませんでした。なぜ8月の集会を開催しなかったのか、そして、市議会に請願を出しているのか

全体の予定ではそういった集会を開いて、その予定にしようかと思っていました。
ですから皆さんの前で話したのです。
ところが、我々の予定外のことがおきました。
馬入ふれあい公園サッカー場は、指定管理でNPO法人湘南ベルマーレスポーツクラブが受けています。
そのサッカー場隣接のひらつかアリーナが指定管理で発注されると言うことになりました。
そうするとサッカー場以外の公園の部分はアリーナの方についているんです。
我々はあくまでもグランドの部分だけなんですね。
指定管理、これ説明すると長くなりますが、行政が建てた体育館とか公園とか競技場などを、行政ではコストがかかりすぎているんで、民間に運営を委託する、それによって税金でかかっている費用を抑えよう、その代わり下がった分は民間の経営努力と自主事業を認めて、穴を埋めようというのが全国的に行われている指定管理制度と言うことです。
我々の情報だと、アリーナの指定管理はもう一年先のはずだったんですけど、やっぱり来年からだと言うことになった。
それであればまず指定管理を取得したい。
取得するとですね、いわゆるグランドもアリーナも全て湘南ベルマーレが民間業者として管理することになりますから、その中で自主事業を立ち上げた方が実はスムーズじゃないかと、市議団やいろいろな方にご相談をして、こういうことになりました。
実はアリーナの空き室っていうのは結構あるんですね。
畳の部屋があったり、こういうところは普通の控え室として使うんですけれど、平日はやっぱり使わなかったりするわけです。
ここをもっと上手く利用して、我々ベルマーレとしてもちゃんと対価を払って、専用に使わしてもらうとか、あるいは他に使ってもらうようにして、そこで収益をあげれば平塚市の負担も減るわけです。
その延長線上で、その部屋も一杯になったから、便益性のある別の部屋が必要ですねという理屈であると、確かにアリーナがあってまだ部屋が足りない、子供達が来て何とかする部屋が足りない、それだったらやっぱり作ろうじゃないかって言う議論がしやすくなるんですね。
シャワールームが増設されたときも、同じ議論で、このシャワーの数じゃ、グランドをこれだけ作って同時に大会やったら雨の中で子供着替えるところがないですよ、シャワーぐらい浴びるところなきゃダメですよ、そう言ったらシャワールームができたんです。
そういうことで、現在アリーナを受注されている不二興産という会社と、平塚市のビルメンテ組合と言うところとジョイントベンチャーを組み、エントリーをしました。
結果的に残念ながら落ちました。
大きな理由は何かというと、湘南ベルマーレスポーツクラブを頭がしらにしてエントリーしたものですから、財務状況が著しく悪い、その評点が予想外に低かったんですね。
加点ではなくて減点で計算されていくシステムですから、そこが非常に響いた。
それと同時に、自主事業については、圧倒的にうちがいろんなことをそこでも提案しているのですけれども、全体の点数の割り振りのうち、そこのポイントがものすごく低いんですよ、現状の審査のやり方だと。
その評点は低いし、しかも会社の将来に当たる、経済安定性という経営欄でいうとベルマーレが著しく足を引っ張るということで、残念ながら、数字が届かず落ちてしまった。
これは少し物事を考え直さなきゃいけないということで、もう一度このクラブハウスに対する考え方を、署名の時もお世話になった平塚市の市議団の方とご相談をさせていただいております。
従って、皆さんとお約束したのと大分カレンダーが変わってしまったので、これはまずお詫びを申し上げなければならないんですけれども、やはり元々当初予定していたように便益型の市民と共用できるスポーツの拠点となるようなクラブハウスを作りたいと思っています。
12月議会は既に終わってしまっているものですから、12月議会には何の対応もしていません。
春の議会に向けて少し勉強をして、そこにぶつけるのか6月にぶつけるのかと言うことを少しやっていきたいと思います。
その段階で、大枠の指定管理も合わせて考えていくのか、最初と同じで便益型のクラブハウスを建てると言うことをストレートにやっていくかという判断を、これはやはり行政の事情等政治的な配慮も必要ですので、その辺の状況を見ながらもう一度皆さんに声をかけさせていただいて、討論する場を持ちたいと思います。

現事務所にはいつまでいられるのか

従って、もう来年の10月、引っ越したのが10月で切れちゃいますので、オーナーである相模石油さんにここは更新をお願いしていきます。
先方の事業も多分ご予定が当初おありでしたので、その件がどうなっているのかというのも勘案しながらやっていきたいと思います。

日産車体の跡地について平塚市はどのように考えているのか

日産車体の跡地はですね、平塚市がどう考えているのか私にも分かりません。
多分この質問の意味はそこに跡地ができるんだから、やっぱりベルマーレがすぐ近くなんだし、何とか、例えばサッカー専用スタジアムを建てるとか、練習場を専用でそっちにつくるとか、そういう交渉はできないの、って意味だと思います。
これは平塚市ではなくて、日産車体さんと話さなきゃいけないことなんですね。
日産車体さんが持っている土地で、事業で使う土地ですから。
そういう意味で言うと、今年チケットを買っていただいたり、応援していただいたのは非常にいいきっかけだったなと思います。