クラブハウス問題は解決していない

サカダイの特集で1箇所だけ引っかかってしまった。
川端さんの「サイドストーリー 河川敷とともに〜大神から馬入へ」の中の1箇所。
この記事自体はすごく良い記事なんだけど、1箇所どうしても引っかかってしまった。それは次のところ。

紆余曲折の末、練習場は馬入ふれあい公園内にある市営サッカー場へと移転し、クラブハウスは同公園内(本社は公園から道路をはさんだ私有地)にプレハブを設営することで解決したが、その間に今度は「地域密着」の現実を痛感することになった。
(強調:引用者)

昨年、クラブハウス問題の署名活動を手伝った身としては、この記述には異論を唱えたくなります。
まず、クラブハウスは馬入ふれあい公園内に建っていません。
プレハブ建ての建物を使用していますが、それは平塚市が建てた多目的棟です。そこの2階をロッカーとミーティングルーム、1階の半分をジムとして使用していますが、それが「クラブハウス」だとは私は認識していません。
そもそも、昨年の7月に平塚市が支援策として発表した中にこの多目的棟がありましたが、その時点では倉庫としての利用が前提でした。市は「クラブハウスを建てた」とは言っていません。
また、私たちもこれは「クラブハウス」ではないと思ったから、市の支援策の発表後も署名活動を続けました。
さらに、今年の7月のクラブカンファレンスで真壁社長がクラブハウスについて述べたことを、次のエントリーにまとめましたが、クラブとしてもクラブハウス問題はまだ解決していないという認識だと私は理解しました。

クラブハウスについて - ねおベルマーレ
http://d.hatena.ne.jp/neobellmare/20070722/1185112393

これらのことを考えると、やはりこの記述は違うと思います。
私としては、クラブハウス問題は解決していない、と思っています。