第1クールを終えて思うこと

今期のフットサルクラブが厳しいだろうことは、シーズン前から分かっていた。
主力だった選手を含め、2/3が入れ替わったのだから。


代々木での開幕、名古屋戦を見て、期待は持てた。
まだまだ力は足りないと思ったけど、チームはまとまっていて、試合に集中できていた。
ミスの多さや力の差は感じたけど、このままやっていけば、昨シーズンよりも良いチームになると期待が持てた。


第2節の花巻は観戦していません。


次に観戦したのは第3節、灼熱の秋葉台。
暑さに参ってしまったので、正直試合のことはあまり覚えていないが、開幕戦同様、期待を感じることができたと思う。


その次は第4節、アゥエイの大阪戦。
この試合では、失点の仕方の悪さと、逆に最後に追いつくことのできた粘りと、チームの良いところと悪いところの両方を見た。


第5節は小田原開幕の大分戦。
この頃から、勝てないことからの悪循環に陥っているような感じを受けた。
失点するとそこで一気に意気消沈してしまう。ちょっとヤバイかも、と思い始めた。


第6節は境川決戦のアウェイ町田戦。
前節感じた不安がもろに出てしまった。
1点失点するともうダメ。完全にやられてしまった。


そして第1クール最後の試合が、ホーム小田原での神戸戦。
開始早々に失点すると、もうどうしようもない。
この試合はチームとしては全く機能していなかった。
逆によく4点も取れたと感心する。
そして、何故か監督が指示を出さないと言う、理解不能な事態。


周りも怒っていたし、自分も怒った。


昨シーズンのアウェイ大阪戦でも怒ったことがある。
その時は、自分たちの力を出せないチームに対して怒った。
もっとできるはずなのに、何の迷いがあるのか、力を発揮できない選手達に対して、「もっとできるだろう」と怒った。


しかし、神戸戦の怒りは違う。
負けたから怒ったんじゃない、力を出せなかったから怒ったんじゃない。
それ以前の問題として、チームがチームとしてなっていない状況、監督が指示を出さないという理解できない状況、それに対して、一体何をやっているんだ、そんなことしている場合じゃないだろう、という思いで自分は怒った。


挨拶に来た選手・監督の反応は様々。
監督な何か話したそうで、我々に近づこうとしたが、スタッフが止めた。
同じように、我々に伝えたいことがあるという感じの選手もいた。
逆に、自分たちが怒号を浴びせられることに納得できないような表情の選手もいた。


試合後にGMを呼び出して説明を聞いたが、自分は全く納得できなかった。


正直、自分には今のフットサルクラブの状況は分からない。
上手くいっていないことだけは分かる。
中で何かもめているんだろうと。
分からない状況で語ることはできないが、ただこれだけは伝えたい。


あなたたちは一人じゃない。
ベルマーレの仲間の一員なんだ。
私がフットサルクラブの応援をしているのも、あなたたちがベルマーレの一員だからだ。
ここで言う「ベルマーレ」は、サッカーチームの「ベルマーレ」という意味ではない。
ビーチバレー、トライアスロンソフトボール、サッカー、そしてフットサル。
この5つの競技で頑張っている選手、スタッフ、そして自分たちサポーターも含めて、皆ベルマーレの仲間だと思っている。
だから、応援しているのだ。


でも、ベルマーレの一員だから、という理由で応援することはできても、応援を続けることは難しい。
その応援に応える姿勢を見せてくれるか否かによって、応援続けられるかどうか、変わってくる。
応援に応えるとは、勝利だけじゃない。
もちろん、勝ってくれば、その方が良いけど、例え勝てなくても、このチームを応援したい、と思わせるような姿を見せてくれれば、応援し続けることはできる。


何せ、私は1999年、J1からJ2に降格したシーズンからベルマーレを応援しているのだ。
負けたから応援できない、なんて思わない。
例え勝てなくても、負け続けても、このチームを応援したいと思わせるようなプレーを見せてくれれば、応援し続けることはできる。
サッカーだけじゃない。
ソフトボールだって、2部リーグで厳しい戦いをしている。
それでも、選手達のひたむきなプレー、どんなときにも声を出して頑張っている姿を見たら、応援したくなる。


でも、残念ながら、この間の神戸戦のフットサルクラブのプレーには、応援したい、と思わせるものはほとんど無かった。
このような試合を続けるのなら、フットサルクラブを応援し続けることはできないと思った。


あなたたちは一人じゃない。
ベルマーレの仲間がいる。
でも、そのベルマーレの仲間、サッカー・ビーチバレー・トライアスロンソフトボールの選手・スタッフという仲間達に対して、今あなたたちがやっていることを、胸を張って話すことができますか?
2ヶ月の中断期間があるのだから、その間に他の競技の選手達の姿を見て欲しい。
そして、今自分たちが何をしなければならないのかを考えて欲しい。
仲間がいるから頑張れる、仲間がいるから頑張る、そう思ってもらえると、うれしい。