指定管理者落選

昨日の平塚市長の定例記者会見で、12月の平塚市議会への提出案件が発表されました。

神奈川県 平塚市|記者発表資料 11月定例市長記者会見・平成19年12月市議会定例会提出案件
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/press/pre20070238.htm

その中で注目したいのは次の箇所。

■指定管理者の指定

 湘南ひらつかビーチセンターなど3施設に指定管理者制度を導入するため、指定管理者の公募を行いました。平塚市指定管理者選定等委員会における、プロポーザル方式による審査の結果、次の団体を候補者として選定しました。

 ・湘南ひらつかビーチセンター(5年間)
  選定結果=湘南ひらつかビーチ共同事業体
  (湘南ひらつかビーチクラブ、特定非営利活動法人 湘南ベルマーレスポーツクラブ

 ・馬入ふれあい公園ひらつかアリーナ(3年間)
  選定結果=株式会社 日産クリエイティブサービス

(強調:引用者)

湘南ひらつかビーチセンターの指定管理者の候補として、湘南ベルマーレスポーツクラブと湘南ひらつかビーチクラブからなる湘南ひらつかビーチ共同事業体が選定されましたが、馬入ふれあい公園は(株)日産クリエイティブサービスと言うところが選定されました。
馬入ふれあい公園の指定管理者は湘南ベルマーレSCがなっていたと思っていたので、あわてました。
調べて見たら、詳細が分かりました。
湘南ベルマーレSCが指定管理者となっているのは、馬入サッカー場で、平成18年(2006年)4月〜平成23年(2011年)3月までの5年間です。

神奈川県 平塚市|行政
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kanri/dounyusisetu.htm

で、サッカー場を除いた馬入ふれあい公園ひらつかアリーナの指定管理者が募集されていたのです。

馬入ふれあい公園ひらつかアリーナ 指定管理者の募集【終了しました】
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/banyu/sitei.htm

では、SCは今回の指定管理者の選定に応募したのでしょうか。
資料が公開されています。

馬入ふれあい公園ひらつかアリーナ指定管理者の候補者選定について
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/shared/000029168.pdf

この資料によると、特定非営利活動法人 湘南ベルマーレスポーツクラブ平塚市ビルメンテナンス業協同組合、不二興産株式会社 平塚支店の3者からなる湘南ベルマーレスポーツクラブ共同事業体として応募していました。
しかし、応募のあった3団体の中で、一番低い評価で選から漏れています。

このことは、クラブハウス問題に大きな影響を与えると思います。
というのも、仮に馬入ふれあい公園内にヨーロッパ型のクラブハウスを建てることができたとして、そのクラブハウスがサッカー場の付属施設ではなくふれあい公園の付属施設という位置づけになった場合、ベルマーレSCが管理できないと言うことになるのと予想されます。

今回の馬入ふれあい公園の指定管理者に落選したことで、クラブハウス問題の解決がさらに難しくなったのかもしれません。
12月の市議会でどのような質疑がなされるかを注目すると共に、クラブカンファレンスでもクラブハウス問題についてクラブに質問を出したいと思います。