うちは大丈夫か?

grunherz-緑のハート: 昇格と債務超過の問題
http://grunherz.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_0b85.html

りゅーん・へるつさんのエントリーを読んで、心配になった。ベルマーレの経営状態が。
昨年度の決算数字が公表されているけど、昨年度1億4千4百万円の赤字を出して累積赤字は4億3千2百万円
資本金が4億3千4百万円、純資産が6千7百万円、併せて5億1百円
ベルマーレは赤字分を補填してくれる親会社はないので、あと6千9百万の赤字を出すとつぶれてしまうのだ。昨年と同じだけの赤字は出せない。
先日のカンファレンスでは、真壁社長は「赤字は進行中で資本の増強が急務」と話していた。
昨年増資を行ったが、昨年の今頃はその増資もほぼ確定していた。しかし、今期は大丈夫なのだろうか?
増資無しに、クラブとしては、これ以上の赤字には耐えられないはずだ。
数字的には、昇格どころか、存続の危機にあると言っていいかもしれない。
真壁社長は2年ほど前から「経営規模の拡大」を訴えているが、収入を増やすこと無しに経営規模を拡大することはできない。しかし現状では収入増の無いまま、いたずらに支出だけを増やし、赤字をふくらませているに過ぎない。
もちろん、今期の成績は昨年並みの予算を確保したことで支えられている面も大きいと思うが、昨年は予算を増やしておきながら史上最低の成績になるだけでなく、昇格争いから完全に離脱した後に数千万円をかけて無駄な外国人獲得を行うなど、経営としてひどい失敗を犯している。ただ支出を増やせばいい、と言うものではない。
「経営規模の拡大」を訴えるなら、まずどうやって収入を増やすか、そこに全力をそそいでもらわないと困る。
収入を増やさない限り、今の真壁路線ではクラブは存続の危機に陥ると思う。
収入増の伴わない「経営規模の拡大」路線には私は反対だ。