まだまだ終わっていない

これまで気づかなかったのですが、共産党の松本敏子平塚市議会議員が、10月12日づけで馬入ふれあい公園に「ヨーロッパ型」のクラブハウスを建設することについての反対意見を、ご自身のサイトに掲載していました。

【06.10.12】ベルマーレの「ヨーロッパ型」クラブハウスを “税金”で市の公園内に建設するのはおかしい:活動ファイル
http://www.matsumoto-toshiko.jp/action/data1/061012-121218.html

これまでの経緯を考えれば、松本議員の意見には首肯できませんが、このような反対意見が出てきていることも事実です。
クラブハウス問題は、まだまだ解決していないのだ、ということを改めて思い知らされました。

気になる入場者数

そんな中で気になるのは、9月以降入場者数の減少が著しくなっていること。
昨日は神奈川ダービーと言うこともあって、7000人を超える入場者がありましたが、平日の試合で2000人台、土日で3000人台という試合が続いています。
6月の平塚市議会で片倉議員の総括質問にたいして大蔵市長が次のようにこたえています。

ただ1つ、行政だけに求めるのではなくて、市民全体で湘南ベルマーレを支えようという、そういう意気込みがやっぱりあってほしいと。市民球団というならば、そういう気持ちをやっぱり皆さんに、広く市民の皆さんにも私は訴えたい。湘南ベルマーレの収益として、大きな要素の1つは、試合のときの入場料収入なんです。入場料が6000人以上いるとプラスになると言われています。しかし、3000人やそこらでは経営的にも大変なんです。したがって、湘南ベルマーレの経営が安定的な基盤を確立しなければいけないということを申し上げているわけです。市民の皆さんに本当に平塚市湘南ベルマーレがずっとい続けて、市民球団としてあり続けてほしいと願うならば、そういう御協力も市民全体としていただきたいということも、今度は市長として市民の皆様にも、議員さんに答えるとともに申し上げたいというふうに思います。

大蔵市長のこの答弁が契機となって署名活動が始まったのですが、今の入場者数が続いたときに平塚市がどのような判断を下すのか、心配になります。
署名活動は終わりましたが、請願書は採択されましたが、クラブハウス問題はまだまだ終わっていません。