苦しみながらつかんだ勝利

昨日の横浜FC戦、1-0で勝利。
1点を先制したものの、耐えに耐えてつかんだ勝利。
こういう試合展開は自分の好きな試合展開なんだけど、できれば10試合に1試合ぐらいにしてほしい。


FWの石原が出場停止、守備の要斉藤が負傷と、攻守のキープレーヤーを欠いていたので内容的にはしょっぱいもので、エルゴラッソのマッチレポートでは「低調な試合内容」「そのゲーム内容はとても入場料に見合うものではなかった。」と書かれてしまった。


特に、石原の不在は大きかった。
前半は相手ゴールに迫る場面はほとんど見ることができなかった。
ここで石原がいたら、と思う場面が何度もあった。


斉藤の代わりに出場した山口は結構がんばっていたが、前半終了間際にアクシデント。
ジャーンが負傷のため交代。
永田が代わりにボランチに入り、ボランチの田村が最終ラインにまわった。


後半に入ると、阿部に変わってトゥットが入る。
これで少し流れが変わったように思う。攻撃の形ができてきた。
相手ゴールに迫る場面が見られるようになり、その中でPKを得て、トゥットが落ち着いて決めて先制。


その後、菊池に代わって三田が入り、三田がサイドバック、コーヘイが右サイドにあがる。なお菊池はイエローをもらっていて、累積で次節は出場停止。
最後の交代の後で再びアクシデント。
トゥットがゴール前で変な倒れ方をして、足(?)を痛めた。*1
しばらくピッチを離れたものの、足を引きずりながらピッチに戻ってきた。
全然動けない様子に、スタンドから「無理するな、ピッチから離れて休んでろ」の声も上がった。
動けないながらも、前線にいて相手ディフェンダーを引きつけたり、胸トラップでパスを出したり、ライン際でボールキープして時間稼ぎをしたり、その献身的なすがたに涙が出そうになった。

最後までピッチに立ったのは交代枠を使い切っていたからというのもありますが、自分がいることによって少しでもチームの力になりたかったから。

語っているけど、この気持ちが本当にうれしい。


ロスタイムも入れて約15分。横浜FCの攻撃に耐えに耐え、サポーターも声援と相手へのブーイングで選手を後押しし、全員でつかんだ勝ち点3。
この勝ち点3は本当に貴重な勝ち点3だ。
いや、この勝ち点3を貴重なものにしなきゃいけない。
負傷者が続出しているけど、これから先の試合で勝ち続けることが、この試合の勝ち点3を貴重なものにする。
負傷者・出場停止に代わってチャンスを与えられた選手は、出られない選手の分もがんばってほしい。

入場者数8857人

神奈川ダービーだし、順位も3位だし、天気も悪くないのでそこそこ入るだろうと思っていたけど、スタジアムに着いてびっくり。
スタジアムに着いたのはベル12会員の先行入場がはじまった後だったけど、7ゲート前に自転車を駐めてフードパークに向かおうとしたら、一般入場の列がすごく長くて驚いた。
勝利への花道を終えてから入場したら、いつも観戦しているあたりもだいぶ混んでいた。
知人がいたので、席を確保できたけど、次の仙台戦は勝利への花道の前に一度入場して席を確保しておかないと不安なぐらい。


次の仙台戦はもっと混むだろうし、このまま昇格争いを戦っていけば、昨日の試合の状況が普通になってくるだろう。
これだけ入場者数が増えてくると、7ゲートの中心地も、席を確保するときもできるだけ詰めて、空いている席にどんどん人を入れていくようにしないと。
クラブの運営やボランティアに任せるんじゃなくて、自分たちで自主的にそういうことをやっていかないとね。

*1:神奈川新聞の記事によると脇腹。