第12回クラブカンファレンス記録-5(真壁社長の話-3)

それで質問事項の方に移らせていただきます。

観客動員・試合運営に関して

ベルマーレよりも観客動員の多いクラブとの違いは何処にあると考えているか?

営業力という面では反省しなければならないこともたくさんあると思います。
それに加えて、まずいいスタジアムがあると言うこと。
例えば新潟が無料券を配らせたのは、ビッグスワンができて、ビッグスワンに1回行ってみようという動機付けもあって、その時反町監督が良いチームを作っていたという、それが計画的にされていたということはすばらしいことだったと思います。
仙台に関しても、我々が2000年に仙台に行った頃は、うちと同じぐらいしか入っていなかったんですけど、やはりあのあと清水監督の下で昇格争いをしていくときに、やはり立地条件といい、あの雨の入ってこないいい構造といい、やはりその辺は高いものがあったのかなと。
それとやはりホームタウンとして広いエリアを確保している、簡単に言うと、全県支配をしているチームが、結果が出るとお客さんは結構遠くからでも足をお運びになってくるということが、データ上はっきりしています。
これはもう環境が劇的に変わらないので、そうじゃないところで魅力を出していくしかないかなと思います。
仙台戦の8000人ですけど、そのうち正直3000人近く仙台から来ているわけです。そうすると、5000人しか入っていないじゃないか、正確に言うと、5700、6000近くですけど、それはゆゆしき問題じゃないかということも実際あるわけです。
それじゃ足りないということですね、簡単に言うと。
その辺を見ていくと、やはり全県地区でやっている場合ですね、例えばさっきの回覧板なんかの協力もそうなんですけど、非常に前向きであったり、県と市と両方で応援してくれる。
神奈川の場合、県に行ったら「頑張って下さいね」って応援してくれるぐらいですから。
今年僕もビックリしたんですけど、9都市から初めてトップ、急に来られなくなって代理だった人もいましたけれど首長がやってきた。これは、去年の成績もあって評価をしてくれてるのかなと思います。
それともう一つ、実は2000年にホームタウンを確定するときに他からも入りたいと話しがあったんですけど、例えばフットサルのチームが行って、大井のZUCCと言うところで活動していますけれど、そうなると大井町長も、昔から仲間じゃないか、みたいな発言になるわけですね。
我々とするとWELCOMEな話しであって、中井町とか大井町とか南足柄とか、もともとサッカーも盛んでありますし、そういったことも含めて、もうかれこれあれから10年近く経つわけですから、一生懸命僕たちも仲間としてやりたいよと言ってくださる首長がいらっしゃるんであれば、ここでもう一度エリアの少し拡大を考えてもいいのかなと思っています。
これからチームも増えていろんな競争が激しくなる中ではそういうタイミングにきているのかなと思います。

動員数を上げるためにサポーターに協力を要請したいことはあるか?

スタジアム調査というJリーグのアンケート、あるいは我々のやっている調査の中でも、何人つれてスタジアムに来たかという調査では、ダントツはご存じのように浦和レッズで、6.7人とか7.2人とか出るんですが、うちが31チームで下から3番目ぐらいで、1人強。
Jリーグでもよく言われるんですけど、これは非常にありがたい話しで、1人でも来ていただける、行けば仲間が競技場にいて、普通にやってくれる。それはものすごい、我々とすると、今ここまでやってこれたのも、そういう行った方々のおかげで、この方々がベースになっていただいている。
これをいかに我々のお願いをして、去年特命営業マンという名刺を作ってやりましたけど、我々もいろいろその呼んでくる友達に、よく昔メールでいただいたんですけど、せっかく友達を連れて行ったのにあんな鈍くさい試合しちゃったから恥ずかしくてしょうがなかった、二度と連れて行かねえ、みたいなメールをいただくことがあったんですけど、その時代に比べると選手も本当に一生懸命走って、まったりする試合って、正直少なくなったと僕は思っていますね。
そういう意味で言うと、やはり是非皆さんにお願いしたいのは、だまされたと思って、また一人二人とですね、競技場にお声をかけていただきたいと思います。
そういうことを少しターゲットにして我々は営業しなきゃいけないのかなと思っています。
Bellmare12、無料でも入ってもらうということで始めたんですけども、中でデータを取っていて、3回続けて来ててくれたのに、しばらく来てくれないお客さんにメールを出したりとかいうことを、去年からやっています。その成果は若干出てきている。そういったことを増やしながら、その中の作業の中に、何人かさんで来てくれるんだったら、1人特別料金500円だったっけ、でいいですよとか、そういうことも原始的な方法ですけどもやっていかなきゃいけないのかなと思っています。

競技場内の売店だけでなく、屋台村を毎試合実施してみてはどうか?

これは前述の通り。

競技場のトイレをきれいにしてもらいたい

平塚市さんの方に話しをしておきます。
我々の掃除もあるんですけど、基本的には我々は掃除をしてもらったものをお金を出して借りているということですから。

来場者プレゼントの当選番号はマッチデープログラムに印刷してみてはどうか?

我々も考えたんですけど、まず1つには今の印刷所はものすごく安くうちの為にやってくださっているところで、あんまり業者を変えたくないということ。
マッチデープログラムはスタメン等々もあるんでぎりぎりまでの時間で作っているんですね。ぎりぎりまで引っ張って一番レアな情報を競技場で伝えたいと思ってやってるものですから、1工程違う印刷がはいると、時間的制約が出てくる、もう半日なり1日前にしなければいけないというのが1点。
思いの外刷り上がったものに番号を入れていくことにコストがかかる。それで無駄なようにもう1枚配っていますけれど、実ははるかに安くできてまして、そんな事情もあってそうしています。
でも機械もドンドン良くなっている時代ですので、今後少し検討していきたいと思います。

マッチデープログラムや携帯サイトで選手や試合内容の評価を募り、公表してはどうか?

これは面白いと思いますので、何処までやるかっていうのはちょっといろいろありますが、すぐに事業の方に話しをして、なんかこう言ったことが携帯サイトでもっとやりとりができないか考えます。

ボールボーイの選考基準は何か?

この質問はものすごく長く、10行ぐらいでいただいています。
最初の湘南になってからは10都市の各サッカー協会にお願いして、協会の子供達にボールボーイをやらしてあげようという、まさに記念事業的なことで始まっているのも事実です。
ただマッチコミッショナーが試合の中で色々なところを評点していって、年間1つのレポートとなって出てくるんですけど、その中でいうと、ボールボーイの対応が悪さは、J2の中では下から3番目ぐらい、本当に悪いんですね。
これは対応を変えなきゃいけないってことで、あの見てると分かると思うんですけど、あるチームが繰り返してくるときがあるんですね。そこがすごく良かったりすると、親御さんからしてすごく一生懸命指導してくださって、我々はお願いしている立場なんで、ボールが来たらこうしてあげてください、こう指示してくださいってことは、当然お願いはしている訳なんですけど、本当に良くやってくれるところは良くできるんです。
本当はずっとそこにしても良い位なんですけど、各協会さんとのつきあいもあるので、その辺ちょっと調整をしたいなと。
で、うちのユースのことかジュニアユースがやっていることが増えていると思うんです。
うちの子供達であれば、コーチがしっかり指導もしてますし、そういったことでトラブルも少ないんで。
いずれにしろ、協会に頼むときに、「是非プロの試合ですので」というお願いを毎回しながら、来ていただいています。

メインスタンドにおけるアウェイサポーターの席割をきっちりと行えないか?
アウェイサポーター大入り時の席割が、ホームゲーム感を薄れさせてしまう原因なのでは?

この2つは同じ質問だと思います、この前の仙台戦のことですけどね。
ち見を開けるんだったら、入れないなら立ち見に入ればいいじゃないかということですけど、なかなかやりにくいですね。
後々のこともあるので、上手く踏ん切りがついていない。
やろうと思えばできるんです。
いずれにしろ、ここから先、チームがホームのチームとして盛り上がっていくためにもやらなければいけないタイミングは来るのかなと思っていますし、そのくらいお客さんが来るような試合を続けていきたいと思っています。

スタジアム・クラブハウスに関して

専用スタジアム建設計画はあるのか? また、その問題点は何か?

計画は具体的には当然ありません。
あったら超ハッピーなんですけど。
ただ、Jリーグの大きな、ワールドカップをやって日本協会・Jリーグの大きな反省は、前にも話したかもしれませんけど、韓国にはサッカー専用があれだけ増えて、日本は陸上競技場ばかりができちゃった。
そういう反省からJリーグは将来構想委員会がスタジアム委員会というのを作っています。で、クラブから5名だけ呼ばれて委員になっています。そのうちの僕は一人に呼ばれています。
選考理由は何かというと、今のJリーグのチームの中で著しく使い勝手の悪いスタジアムなので、
実は我々幸運なのは、神奈川県というサッカー人口の多い地域にいてですね、マリノスも川崎もあれは市が建てたスタジアムなんですよ。
どこも普通は県営スタジアムなんです。
県営サッカー場というのはあるんだけど、県営スタジアムというのは実は無いんですね。
それは政令都市が川崎・横浜になっちゃってるとなかなか県としてはそこでは生活しにくい。どうやら相模原も政令指定都市に向かって進んでいる。となると、やっぱり県央から県西じゃないですか。
というのを具体的に神奈川県でトップをやっている方にお話をしたことがあります。で、将来的にはそうだね、そういわれてみればそうだね、でも300億もかかったらな、って話しなんで、いやいやフクアリは81億ですよ、って話しをしたら、えぇっ、じゃあでかい体育館2個分じゃないか、そうですよ、それは無理な話じゃないだろう。ただ、今の時代県が単独でやるとかいう時代じゃないので、神奈川県ぐらいのエリアになると、いわゆるその色々な地域も集めて、地域の首長も集めて、このエリアで共用して使えるものができないか、みたいな話しができるとうれしいね、というようなやりとりをしたことがあります。
その時は県のトップの方に言われたんですけど、行政からそんなこと建てますと言うことを言える時代では無いから、必要だというのは、ベルマーレからやっぱり言わなきゃいけない。何故かというと、あなたが今目の前で言ったことで言うと、確かに神奈川県民のためにあっておかしくないじゃないかという議論はあるじゃないか、それは誰が聞いてもそう思う。それがサッカーにも使えてラグビーにも使えて、あるいはヨーロッパにあるようなスーパーマーケットだったり図書館だったり老人ホームだったりを併設している、そういう新しい時代のものであれば、それはサッカー場は金かかるねという議論じゃ無いだろう、と言うようなことをしています。
一番いいのはその横に平塚市がボーンと出してくれるのが一番良いんですけど、まだクラブハウスの話しも済んでいませんから、そこはなかなか厳しいのかなと。
いずれにしろ平塚競技場で全てが良いのかとクラブとしては思っていない。是非行政にも理解をしていただきたいし、ここの改築も含めて、やはりボードで選手の名前を入れているスタジアムがいくつあるかという話しも良くするんですけど、競輪場にはオーロラビジョンが3つもあるのに何故ここには無いんだとかですね、そういうことを是非一緒にまた活動していただければと思うんでよろしくお願いします。

クラブボランティア、ゲームボランティアの人数は足りているか? また、8千人以上動員する試合が増えても現状の体制で大丈夫か?

今80人強、90人ぐらい登録していただいています。で、50人ぐらいの方に来てやっていただいています。
この方のご心配は、もっともっと8千人ぐらい入れていかなきゃいけないんだから、もっともっと増やさなきゃいけないだろうということだと思うんですけど、現状では、やはりボランティアの方ですから、強制するわけにはいかないので、どうしても例えば連休とかにぶつかっちゃうと、どうしても少なくなったり、その時は横浜シミズのバイトに来ていただいています。
ここで皆さんにご迷惑をかけているかもしれませんけど、いずれにしろ仰るとおりですので、いろんな増強策も考えていきたいと思います。
今の基準で良いのかという、ここだけ読むと数大丈夫かってことなんだけど、上を目指すんだったらそういうことを目指していこうよという質問の主旨だったと思います。

クラブハウスに関する進捗状況と今後の計画と予定はどうなっているのか?

クラブハウスについては先ほどまとめて書きましたんで、割愛させていただきます。

スポンサーに関して

ユニフォーム背中のスポンサーは今後どうなるのか?

つけるように営業をドンドンしています。
ついていないということは、今のところほぼダメだと言うことです。
いずれにしろつけなきゃいけないと思っていますので、そうご理解いただきたい。
何か良いところがありましたらご紹介いただければすぐ飛んでいきます。

2007年度の決算は黒字になったのか?

結果的に黒字になっています。
今までやってきた予算で言うと、今までで一番大きい9億5千万ぐらいまで行っています。
で、黒字化に何とかこぎつけました。
黒字化しないと、どうしても今年の戦力確保の為に動けないという理由もあったもので。
正直アジエルと話しをしたときは全くどうなるか分からない状況だったんですけど、当初は増資の計画があったもので、それで行けば何とかクリアできると思ってました。
Jリーグの昇格規定で言うと、2年続けて赤字を出すと、個別審査がかかります。
従ってどうしても、今年に懸ける意味も含めて、その前の期が赤字ですから、黒字にしたかったという意味もあり、年末奔走しまして何とかご理解をいただいてそういう状況に持って行っています。

グッドウィルは株主を続けるのか? 仮に撤退する場合、出資額はどうなるのか?

グッドウィルさんとは最初の話し合いで、もし途中で何かあれば出資は引き下げないと言うことは確約をしています。
従って、我々とすれば、それは間違いなく守っていただけると思っています。
仮にグッドウィルの経営陣が全部かわって、新しい経営陣が株を売りたいという話しになったら、株式の売却には(株)湘南ベルマーレの役員会の承認が必要となります。役員会は当然承認はしない、しない場合は第3者のこの人に売ってくださいと言うふうにします。その時は個別案件ですから、正直出資したときよりかなり資本を食ってしまっていますから、その時に時価で動くかどうかは、また別途の話しになります。
基本的にはそういう風にお約束をいただいているので、その辺は今のところ心配をしていないという風にご理解ください。

スポーツクラブ・その他に関して

NPO法人は株式会社の経営に影響されずに地域スポーツ振興を安定して行うために設立したが、その経営状況はどうか?
これは詳しい質問内容ですと、大磯の指定管理を受けて今年の4月1日から神奈川県の公園協会と我々で指定管理をスタートしますが、そこの結果書に、暗にうちのことなんですけど、「債務超過の状況であるが問題ない」というような表記がされてるんですね。
これは、うちも抗議しようかと思ったんですけど、NPO法人債務超過と言う概念は無いんですよ。
簡単に言うと、普通の会社は資本金を、例えば1千万積んで、そこから仕事が始まっていって、資金繰りを確保するわけですが、NPO法人公益法人会基法でやってますけども、公益法人の場合は資本金というのは積まないので、簡単に言うと最初に借金しないといけないんですよ。資本金という概念が無いから。
ポケットにお金をなしにして、いきなりスタートをするんで、そうすると毎年の決算、例えばここで具体的な数字を言うと、去年は300万近くの赤字だったのですが、その前の年は300万近く黒字だった訳です。そういう一進一退っていう状況なんですけども、例えば今、指定管理も増えて2億ぐらいの予算になってきているんですけど、そうすると大体資金繰りで言うと2千万円ぐらい無いとですね、大体年間の10%ぐらいは資金として別に用意していないと、まわっていかないんです。ただ、我々は株式会社のように手形を切らないと言う方針でやっていますんで、借り入れが1割分ぐらいあるわけです。これは債務超過ではないんですね。。
ただ、厳重に抗議することでもないので、我々としてそのままにしてるんですけど、それでちょっと勘違いもあっての、経営は大丈夫かというご心配されている案件ですけど、今のところ大丈夫です。
ただ、そいういうことで資金繰りをしてどうしてもまわさなければいけない、それから去年からFリーグを始めますんで、Fリーグは少し持ち出しになると思います。
従って例年よりも赤字幅が増えるのかなと。
これは新規のスポンサーからもだいぶ見ていかなければいかないと。
ついでの話しなんですけどFリーグに関してはですね、将来的にはやはりプロ化を目指しているリーグですから、どっかのタイミングで分離しようと思っています。
NPO法人の元々の趣旨というのは、元々地域の子供達の為にそういう不幸があっちゃいけないと言うことでやっているわけですから、ソフトボールは微妙なところなんですけどね、分離するとやっていけるかと言うことがあるので、Fリーグに関しては彼らにも話しているんですけど、どこかのタイミングで、できれば早いうちに有限会社なりなんなりを作って、それを協会に承認してもらって、ちゃんとまわる、もう一つの独立採算でやらなければいけないと言う風に思っています。
そこは多分ご心配していただいている一番大きなところかなと思っています。


・フットサルクラブの来期強化策と監督人事をどのように考えているのか?
フットサルは一年目上手くいかなかったね、いろいろあって、来期は大丈夫かという趣旨の質問なんですけど、一番上手くいかなかったのは、ロンドリーナさんが持ってきた原案がですね、具体的に履行されなかったという部分があって、それに対して我々がベルマーレとしてやっていくんだから、我々も結構彼らを引っ張ってあげたんですけど、いずれにしろもう考え方とすればうちの人間になったんだからという考え方でシーズン中にやりとりをしていった、と言う中でいうと、確かに入り口の話しでやる構想と少し変わったものですから、我々とすると不本意ながらも、でもあれもやってあげるこれもやってあげるというのはどうなのかと言う風に思って、少し中途半端な形になりました。
監督のことはやはり結構書かれるんですけど、元々本当にジオゴと言う選手が、自分ができるし、中途半端な日本人を置くよりも、彼の能力が非常に高く評価されていてですね、やりたいと言う話で進んでいたんです。
ところが規約上どうしてもプレイングマネージャーはダメだったと言うことだったので、それならば日々のプロとしての心構えとかそういったことをしっかりと管理しなければいけないので、強化部から出そうということで朴を行かせたと言うことで、実際の役割は入り口から実は明確に分けていたということです。
それは1年やってプレーヤーとして今の日本のフットサル界でプレイングでコーチングをやるというのは非常にやはり厳しい、うちが甘く見ていた部分があると言うことも含めて。
で、その人事は既に進めています。
ただこれもさっきも話したように、元々NPO法人は何かあっちゃいけないと言うことで作ったとこですから、法外なことはできない、その範囲の中でどうやっていくかと言うことを模索していると言うことです。


・MAREは収入増加策の一環で創刊したはずだが、昨年末のカンファレンスで「初めの1年間は持ち出しもやむなし」と説明したのはなぜか?
これは単純明快ですがスタートするときにある程度実はメインとなるスポンサーがと言う話しが底辺にあって、そこから我々が少し頑張ればかなり早めに増収になるなと、ところがその会社がちょっと話しが上手くいかないというか、やめたほうが良いということもあり、全部我々の独自策でやっていこうと言う風に切り替えたこともあり、収支が均衡しなくなった。
ただ、やめるべき案件ではない、僕の判断で。
今500箇所ぐらいになってきましたし、なかなか成果はすぐには現れないですけど、例えば江ノ電、置いていただいたのは必ずすぐ無くなりますし、そういった意味では、今まではその地域でベルマーレが露出するなんてことは無いわけで、それはどっかのタイミングで大型、予定していたものも含めて、まあ今小型は結構ね入っていて、中には当然安くお試しでやっていただいているところもありますけど、いずれにしろそれなりに評価はいただいている。
問題はですね、全国区のブランドになってくると、配られるエリアが、相手のホームタウンはできないんで、神奈川のホームタウンそれ以外の都市にしているんですけど、そこでの予算取りというと、思いの外高くないんですね、我々が想定していたより。その辺やはり設置場所に電鉄が入らないとちょっと厳しいのかなと。
しばらくの間今のまま出していきますので、是非どちらか置いていただける所があったらご紹介いただきたいと思います。
それと、置いてあるけど無いや、と言うところがね、僕も結構せこい法なんで、置いてあるところにわざと行ったりするわけですね。置いて無いじゃないかとか、こんなところに置いちゃ見えないじゃないかとか、こそこそ担当に言うわけですけれど、その中でいうと本当に無くなっちゃっているっところがあるんですよ。
もし皆さんの中で、例えば平信のなんとか支店はいつもすぐ無くなっちゃうんで部数が少ないんじゃないのとか、そういう情報があれば、是非メールで、500あるので僕が全部まわるわけにはいかないので、気がついてここ設置店になっているのにいつも2週間目ぐらいに行くと無いよとか言うとですね、お店の人も何かお金のかかっているんで一杯もらっちゃ悪いって解釈して下さるところもあるんですよ、実は。もっとくれじゃなくて。
ですからもしそんなことがあれば、あるいは当然新規のこと頃があれば何処にでも置きますので、一声かけていただければ幸いです。


・なぜこのカンファレンスの内容を一般に公開しないのか?
これは以前3年ぐらい前にここで皆さんにちょっとアンケートというか、手をあげて下さいと言うお願いをしたんですけど、まぁ言えることと表現もあるし、今日はまあどちらかというと落ち着いた内容ですけど、例えばやはりさっきの口頭上は、実はこういう策を考えています、増資策で、というとやはり本来であればまず役員会に諮って、まあ前回の案件は話しているんですけど、株主の方に優先的に伝えなければ本当はいけないことだと思うんです。そういうことも含めて、そこだけ割愛すればいいじゃないかと言うことになると、情報が、僕は若い頃にたまたま縁があって書く仕事をちょっとしてたもんで、文字の伝達というのは松原先輩がそこにいらっしゃいますけれど、非常に難しいと今でも思っています。特に僕はここで皆さん、足を運んで下さった皆さんにはできるだけぎりぎりのことを話したいと思っているので今も公開をしていません。
またメールでご意見、これに関しては時間もすぎていますんで、いただければ私なりにもう一度考えようと思っていますけれど、活字で苦労したことのある人間からすると、特にこういった割とあちこちで話して良いのかなというものに関しては、少しデリケートにやっていきたいと思っています。
また、あるいは本来こういう会を試合始まる前のスタジアムの前で皆様に座っていただいてできるようなクラブになればまた、違うんだと思うんですけど、今のところはこういう形でやらしていただきたいと思います。
それは引き続きご意見をいただければと思います。

質疑

以上、すみません、10分ほど過ぎましたけども、ご質問がありましたら。
あの一応担当が皆さんからいただいたのを上手く整理したつもりなんですけど、言っている趣旨が違うよ、あるいは落ちているよと言うことがあれば、ここでも結構ですし、またメールで送っていただいても結構ですから個別にお答えを致します。
中にはそんなことどうでもいいじゃんというのは割愛して、大事なことだけ言えというご指摘もいただいたのですけれども、そういうのはどうでもいいじゃんと言う基準は人によって違うので、申し訳ございませんけれど、いただいた質問は全部拾わせていただきましたので、もしも落ちていると言うことであればご意見をいただきたいと思います。追ってお返事を差し上げたいと思います。
いいですか、質問の方は。

フットサルクラブの方なんですけども、前年スポンサーが少ないように、他チームに比べて見受けられるんですけど、その点についての前年の分析と今後の対応についてどういう風にお考えなのか。

実はうちの看板とユニフォーム単価はものすごくFリーグの中で高いんです。最初からその方針でいましてですね、安くたくさんというのは厳しいだろうなと、初年度として。従ってある程度ベースになる金額は、多分、大分とか何かがもらっているここの分とうちの肩と同じぐらいだと思います。
その中でやはりどうしてかというと、ユニフォームを埋めていって本当に強化の費用を出すしかない、と言うことで、去年はガマンをしよう、従って今期決算的には厳しいんですけど、それで価値を認めてもらえて、Fリーグが1年終わってどうなんだという中で、もう一度営業していって、増やそうと。
看板も全く同じで、多分他のチームよりも倍ぐらい高いのかなっていう部分もあります。看板だけはですねひょっとするともう少し小田原の地元の方が出せるエリアというのを設けてそこだけは安くしようかなと言う風にちょっと思っていますけれど、いずれにしろ強化費は体でと言うのを基本に思っていますんで、それに関しては既に動き出しています。
当然ベルマーレというブランドの中で皆さんに喜んでいただけるような結果を出せるようなチームにやっていきたいと思います。あくまでも収支均衡だからあいつもこいつも切っちゃうと言うような話ではありません。
そうご理解いただきたいと思います。

今の質問に追加なんですけれど、Fリーグの方の営業活動をしていく上で営業スタッフの方の増員とかは考えられているんでしょうか。先シーズン、結局はベルマーレの方が実際に運営のところに行かれたりして、かなり苦しそうなんじゃないかなと思ったんですけれども。


勘違いしちゃいけないのはですね、やっぱりサッカーも大変なんですよ。サッカーのスタッフがFリーグの、一緒に鞄の中には入れていて、だったらFリーグはどうですかというのはあるにしても、やっぱりサッカーを売らなきゃいけない訳ですね。
ここは明確にロンドリーナが来るときに最初から分けていたところなので、そこで言うと別立てで営業はちゃんと動かしています。
それはただビーチバレーもみんなそうですけれどね。
例えば今度大塚さんがフットサルの方を協力してくれる、ままここだけの話しですけども、っていう話しで、本当はこっちはキリンが母体でありますから、でデリケートな話しなんですけどいろいろといろんなことを整理できて、これは実はサッカーの話しから出てきて、キリンビバレッジがあるとできないな、だったらこっちもありますよと間に入っていただいた方が言ってくださって繋がったりって、これはベルマーレ的にはありじゃないですか。
そういうことではあります。でも積極的にサッカーの営業がやらなきゃいけないことは、今日何人入れるかと言う仕事をやらなきゃいけない訳ですから、そこまで削ってはやらせないというのが僕の方針なんで、逆にお手伝いいただけるのでしたら、よろしくお願いします。


よろしいですか。

あのちょっとスタメンはビックリされるかもしれません。
近々にさっき出ると言った選手は近々に出るんでしょうけれども、それ以外でちょっと具合のよろしくない選手がいたりしてですね、それで広島の広い板三枚をどうするかっていう対応をしていくとこういう絵になったということだそうです。これで何分やれるかと言うのがワクワクする試合になると思います。風も吹いてますんで今日は精神力で勝つと言うことで、そんなことよりも実は、熊本が彼らは1週間空いて試合なんですね、ホームで。そっちの方が実は心配だという感じもします。いずれにしろシーズンの最後に何位にいるのかが大事だと思いますので、それまで潰さないように頑張りますので、今後ともご支援よろしくお願い致します。