価値ある勝ち点1

昨日の仙台戦、2-2で引き分けでした。
前半早々、コーナーキック2発で2失点したのはいただけない。これは相手をほめると言うよりも、自分たちのミスと言えると思う。
その後も相手に自由にさせる場面が多く、なかなか厳しい試合になると思った。
ところが、カウンターからの攻撃でペナルティエリア内で倒されてPKをもらう。そのPKをアジエルが決めて1点追いつく。
そこから流れが変わってきた。
前半はそのまま1-2で終わるが、最後の方は、互角の戦いになってきたと思う。
後半に入って、阿部が投入。
段々と流れがベルマーレに傾いてくる。
そして後半9分に石原のゴールで同点。
その後もいい感じで試合を進め、このまま逆転だ、と思っていたところで、冷や水をかけられる。
後半24分阿部が一発レッドで退場。
現地ではよく分からなかったけど、どうも報復行為をしたらしい。
さらにその3分後の後半27分、田村が2枚目のイエローで退場。
残り18分を2人少ない中で戦わなければならなくなった。
そこで望を下げて北島を投入。
完全に守りきる体制に入った。
残りの18分プラスロスタイム、何度も危ない場面があった。それを耐えに耐え、何とか守りきることができた。
約20分、集中を切らさずに引き分けに持ち込んだ選手達を誇りに思う。彼らは良く頑張った。


それだけに、一発レッドの阿部には猛省をして欲しい。
自分の行為がチームにどれだけの負担を強いたのか、よく考えてもらいたい。


シーズンが終わったときに、この勝ち点1が大きかったね、と言えるようにしなければならない。
そのためにも次の広島戦が非常に大事だ。
出場停止の選手が4人(阿部、田村に加え、累積でアジエルとコーヘイ)もいるなかで、どういう試合をするのかは今シーズンを大きく左右するはずだ。