カンファレンス

昨日行われたクラブカンファレンスに出席してきました。
会場には100名程度のサポーターが集まっていたでしょうか。
事前に受け付けた質問をもとに、真壁社長が1時間半話しました。
会場での質疑は行いませんでした。


私はこれまで、カンファレンスの内容をクラブとして発信すべきだと意見を述べてきましたが、今回もカンファレンスの内容はクラブからは公開されないと思いますので、自分が取ったメモと記憶に基づいて、内容を紹介します。
なお、自分にとって重要だと思った点のみメモしたので、これが全てではありません。
メモ間違いや記憶違いがあるかもしれませんが、その点はご了承ください。

ユース選手のトップ登録について

純然たる戦力として登録しているというより、育成面の意味合いが強い。
トップの試合にユースからの2種登録の選手を出場させる可能性は、今後もある。

エドワルド・マルケス選手の獲得について

  • 確実に計算できる選手であること
  • アジエルを活かす為の補強

と言う観点で獲得した。

入場者数減について

ネットオークションやダフ屋に流出するようになったので、今期は新聞販売店などを通じたチケットの無料配布を極力抑えている。
年間シートの販売は計画の90%程度だが、当日券は販売はほぼ計画通りに推移している。
営業として「スタジアムにお客様を」の原点に帰って、施策を行っていく。

経営について

昨年大きな赤字を出したが、今年も去年と同じ規模の予算を組んでいる。
広告料収入は、ほぼ予算を達成している。
入場料収入については、上記の通り。
勝利給などで赤字は進行中で、資本の強化が急務。
今後の収入増加策として

  • スタジアムにお客様を(上記の通り)
  • フリーペーパーの発行(年6回予定。広告料収入と独自の情報発信を目的として発行)
  • 練習着・ベンチの広告獲得

を行う。

カンファレンスについて

前回のカンファレンスの際に、平日開催も考えていると言ったが、次回、シーズン終了時のカンファレンスは平日に行いたい。

感想

カンファレンスの前日に決算数値を公式サイトに掲載したが、遅すぎます。決算数値を見る前と後とではクラブに対して質問したい内容も変わってくると思います。カンファレンスの質問募集の時には掲載しておくべきでしょう。
前にクラブに要望を出したことがありますが、カンファレンスで話したい内容を事前にホームページに掲載し、その内容に対する質問を募集する、という形に変えた方が良いと思います。
今のやり方では、真壁社長の回答に納得できない場合は個別にメールするしかありません。カンファレンスをより実りのあるものにするためには、今のままでは不満が残ります。
また、予算規模の拡大を強く訴えていましたが、それをどうやって実現するのかについてはちゃんとした絵が描けていないように思います。収入を増やせなくて、支出のみを増やし、赤字は増資で埋める、というのでは企業としては健全とは言えません。このやり方では近い将来行き詰まるのは目に見えています。このようなことは私が指摘するまでもなく、クラブとしても分かっているとは思いますが、ベルマーレというクラブがどのようにして存続できたのか、そのことをもう一度思い出してもらいたいと思います。