K'sクラブ

会社を出るのが遅くなって、30分ほど遅刻しましたが、参加してきました。

会場に入って驚いた。

単なる懇親会じゃん!

自分はカンファレンスのような会合を予想していたのですが、菅野監督を主役にした安いシーズンパーティでした。

菅野さんはコップを片手に各テーブルをまわり、それぞれのテーブルで15分程度話す、という感じでした。

自分がいたテーブルでは、今シーズンの総括とか、来期への展望とか、そう言う話は無かった。

正直言って、期待はずれ。
というか、この会合の意義が私にはわからなかった。
菅野さんが、ただサポーターと飲みたかっただけみたい。

これなら、わざわざ行く必要は無かった。

身内にだけ分かってもらえればいいの?

私は今のクラブの情報発信のあり方について、非常に大きな不満を抱いている。
ごく一部の人にだけ分かってもらえればいい、というスタンスを感じるからだ。
クラブカンファレンスにしても、K'sクラブにしても同じで、ある時間にそこに集まれる人にだけは、他では話せないことを話すが、そこに集まれない人には何も話さないというものだ。カンファレンスについては、議事録をWEBに掲載することもないし、そこで話した内容を、社長のボイスという形で、まとめ直してWEBに掲載することもない。ごく一部の人たちに、(その場で質問を受け付けることもなく)自分の考えを一方的に話すことでサポーターと交流したと思っている。
今日のK'sクラブにしても似たようなもの。
結局はクラブの側が、「サポーターと交流した」と自己満足しているだけに過ぎない。
ごく一部の「身内」的な人となれ合うだけで、広く多くの人に自分たちのクラブのことを理解してもらおうという努力をしていないし、努力する必要がないとクラブが思っているのだろう。
多くの人に理解してもらおうという努力をしないクラブは、多くの人には決して支持されないと思うのだが。
ごく一部の「身内」にだけ分かってもらえればいいというのでは、クラブを支えようとする輪は広がらないと思う。