あれから4年
オーストラリア戦が始まって、やっとあれから4年経ったんだと実感がわいた。
4年前の日韓ワールドカップというと、なんと言ってもナイジェリアキャンプ。
歓迎レセプションに参加したり、公開練習を見学したり、親善試合を観戦したり、市民の集いに参加したりと、地元でのキャンプを満喫した。
おまけに、神戸で行われたスウェーデンとナイジェリアの試合も見に行った。
日本代表の試合もあったけど、自分にとっては日韓ワールドカップというと、やはりナイジェリアにつきる。
なので、平塚でナイジェリアがキャンプをしてくれたことに、とても感謝している。
ナイジェリアキャンプと言えば、馬入のグランド。
その馬入のグランドを、ベルマーレが練習場として使うことになるのだが、いまクラブハウス問題が起きている。
クラブハウス問題は今出てきた問題ではなく、その芽は4年前にすでにあったということだろう。
ワールドカップキャンプ誘致の為に建設した馬入のサッカー場は、ナイジェリアのキャンプでは1回しか利用されなかった。
しかし、そのグランドはJAWOCの助成金を受けて、サッカー文化の発信源となるべく、改修を行った。
Jリーグのチームのホームタウン内でサッカー文化の発信源となる地に、そのJのチームがいないのは不自然でしょう。
サッカー文化の発信源となるために、何が必要で、現状で何が不足しているのか。
市には、それを考えてもらいたい。
4年後、再びワールドカップを見て、ナイジェリアキャンプのことを思い出したときに、そのキャンプ地だった馬入のことを、誇りを持って語れるようになっていて欲しい。